2023年11月22日水曜日

懲りずにNAS構築

一時期、QNAP TS-228Aを使ってみたが、24H稼働してたら、1年半で本体が逝きました。
まさかHDDより先に本体逝くなんて。
とりあえず、保証期間内だったので、メーカー送って直しましたが、怖くて使えない。
家庭用だから、信頼性ないんでしょうか。

その後、BIOSTAR A10N-8800EなるAMD FX-8800Pが載ったminiITXのマザーでRAID Zとはどんなもんかと思い WD RED 3TB x 4 でTrueNASなどを組んでみ ましたが、消費電力が アイドル状態で45Wとか、とてもじゃないが24Hつけっぱなしに出来ないので、たまに起動し、 TV録画用のminiPCにつなげた臨時のファイルサーバのバックアップとして使っていた。

最近、Intel N100 が出回りはじめ、消費電力を少なそうなのでNASにいいかもと物色。
N100載ったminiPCがRAM 8GB/SSD 256/Windows11Proで割引クーポンありでなんと2万以下。
ポチりました。

本体はアイドル状態で10Wちょっと。
TrueNAS SCALEを投入。
センチュリーの裸族のテラスハウス CRTS35EU3RS6G2 にWD RED 4TB x 2 をスタンダード接続にしNASでmirror構成。
本家のBSD版 TrueNAはUSBのHDDはRAID構成できないような話があったが、Linux版のTrueNAS SCALEはその辺、問題なさそう。
本体とストレージ合わせて、アイドル状態で20W程度。
これなら24H稼働もなんとかいけそう。

バックアップのNASからファイルをrsyncでコピー。
消費電力は大体32W程度。
転送速度も 90MB/s 程度出てるので、性能も問題なし。

miniPCのLANは2.5Gbpsなので、2.5Gbpsのswitchにすれば、転送速度ももう少しあがるかも。 ちなみに16GBのRAM挿したら起動すらしませんでした。今時相性とかあるのかな?

2019年4月20日土曜日

samba server の 設定

・ubuntu 18.04 server の場合

1.samba にユーザを追加する
$sudo pdbedit -a xxxxx

2.samba の設定ファイルに ユーザの home directory を追加する

$sudo vi /etc/samba/smb.conf

[homes]
browseable = no
writable = yes
path = /home/%u/share
create mask = 0700
directory mask = 0700
guest ok = no

* home の share デイレクトリーを共有する場合

3.samba の再起動
$ sudo systemctl restart smbd
$ sudo systemctl restart nmbd

2017年8月14日月曜日

サーバ更新 2017

現在のファイルサーバは稼働から3年。
そろそろHDDも更新時期でしょうか。
ついでにマザーも交換してしまおうか。
ということで新サーバは以下の構成
OS Ubuntu Srever 16.04 LTS x64
マザーボード ASRock J3160-ITX
メモリー DDR3L SO-DIMM 4GB x 2
HDD WD Red 3TB x 2 on RAID1 (homeにマウント)
USBメモリー Sandisk USB3.0 64GB ( /で使用 )
電源 Scythe 剛力マイクロ 300W

passmark の CPUスコアは 1808。
現行機比3倍!(赤くないですよ)

CPUは Celeron J3160 で TDP 6W
現行機は AMD E1-2100 で TDP 9W
若干消費電力は下がってるが、やはりマザー全体で見ると あまり、変わらないようだ。 むしろ若干消費電力が上がったか?
メモリーも2枚だし。
参考:
rsynで現行機からのファイルコピー中は約30Wの消費電力。
まぁ、電源が460Wの普通の電源なんで少し多めに消費してるかも。

2014年5月11日日曜日

Serverの更新 その2

旧サーバからのデータ移行も終了し、通常稼働で動作中
アイドル中の消費電力はわっとチェッカーで 26W
旧サーバより10W以上、消費電力が下がった。
最終的なサーバ構成は以下の様になった。
OS Ubuntu Srever 14.04 x64
マザーボード ECS KBN-I/2100
メモリー DDR3 2GB x 2
HDD WD Red 3TB x 2 / RAID1
USBメモリー os boot用 & linux /boot ディレクトリー
電源 Scythe 剛力マイクロ 300W

2014年5月5日月曜日

Serverの更新

現在のserverは稼働して既に3年半。
ファイルサーバとして機能的にに能力的にも特に問題なし。
若干、消費電力に問題(アイドルで37W)あるが、我慢できるレベル。
がしかし、HDDも既に3年以上稼働してるのでそろそろ交換時期でもある。
そこでHDDだけでなくマザーも交換し新調することにした。
マザーはGigabyte GA-D510UDからECSのKBN-I/2100に変更。
CPUはAtom D510(1.66GHz TDP 13W)からAMD E1-2100(1GHz TDP 9W)に変更となる。
Atom D510は2コア4スレッドなので E1-2100 の2コア2スレッドは性能的に微妙だが、 PassMarkのCPUベンチによると
CPUスコア
E1-2100610
D510676

1割ほどダウン、、、
まぁ、ファイルサーバとして使用する上では問題なし。

HDDのインターフェースはSATA2 3Gb/sからSATA3 6Gb/sになるので性能アップが期待できる。
HDDはWestern Digital がNAS専用として出したRedシリーズをチョイス。
旧サーバのはGreenシリーズに比べ、信頼性が上がって、消費電力が下がっている(であろうと期待)。

サーバOSはリリースされたばかりのUbuntu Server 14.04 LTS 。 ファイルサーバという性格上、データのバックアップも考える必要があるけど、家庭内サーバだし、HDDが2TB~3TBの時代にバックアップを考えるとバックアップ先も同程度の装置が必要になる。当然バックアップ先がシングルのHDDじゃ、バックアップ先がダメになった時に意味がない。
ということでバックアップはあっさり無視して、RAID1の構成にする。
diskの構成は以下の様にする
sda:WD Red 3TBRAID1
sdb:WD Red 3TBRAID1
sdc:USBメモリ 8GB/boot

ソフトウェアRAIDの為、RAIDドライブからのbootができないのでUSBメモリーに /bootを置きbootするように構成する。
で、ここでちょっとはまってしまう。
bootパーティションは容量は必要ないのでなるべく少量(?)のUSBメモリーでいいのでとりあえず、使用してない4GBのUSBメモリーを使用してインストールを開始した。
ところが、なぜか、インストーラが4GBのUSBメモリーを認識してくれない。
USBメモリーを刺す場所を変えても認識しない。
このマザーは失敗か!と思ったが、とりあえず余っていた8GBのUSBメモリーに変えたらあっさり認識。
なんだかなぁ、、、
どうも、4GBのUSBメモリーは壊れていた模様、、、、
これ以外はなんの問題もなくインストールを終了。
再起動して、あとはRAIDの構築を待って、旧サーバからデータ移動を行う。 で、RAIDの構築は 10%終わったところで残り726分、、、、12時間以上、、、先は長い。
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ちなみにRAID構築中の消費電力は29W~34W

2010年10月14日木曜日

ntpの設定

apt-get で ntp をインストールする
$ sudo apt-get install ntp

インストール後、ntp の設定をする
設定ファイルは /etc/ntp.conf

近くのサーバに設定する。
デフォルトで ubuntu のサーバが指定されているが、国内のサーバに変更。
#server ntp.ubuntu.com
server ntp.nict.jp
server ntp.jst.mfeed.ad.jp

クライアントのアクセス設定をする
restrict [ローカルのネットアドレス] mask 255.255.255.0 nomodify notrap


ntp の再起動

$ sudo /etc/init.d/ntp restart

2010年10月10日日曜日

grub の再インストール

SATAをRADID構成にして IDEにboot用のHDDをつなげる

古いマザーだと HDDの認識は IDE → STAT だったりするが
最近のマザーや IDEが別チップになっていたりすると
HDDの認識が SATA → IDE になったりする

Atomも VGA内蔵となった為、接続されるチップセットはNM10になっている。
このNM10がやっかいでIDEの I/F は省かれている。
その為、VGA内蔵ATOMのマザーはほとんどIDEのI/Fを持っていない。
今回使用してた Gigabyte の GA-D510UD は ATOMマザーでは珍しく
IDE がついている
"GIGABYTE SATA2" というチップで IDE + SATA-RAID のI/Fを持っている。
Ubuntu Serve 10.4 はこのチップにも対応しているの問題なく接続した
HDD は認識されるのだが、やはり認識順番は NM10 のあとになってしまう
なので、IDE接続といえども HDDの1番目としては認識されない。
grub は /dev/sda にインストールされてしまうので本来bootデバイスとして
使用した IDEのHDDでは boot できないことになってしまう。

マザーのBIOSではHDDの起動順番を変更できるので問題ないが ubuntu の
インストーラが grub をインストールしてくれないのではどうしようもない。

RAID構成をしているので、RAID用のHDDに grubがインストールされても、HDD
交換した場合、当然の様に boot できなくなってしまう。

そこで、インストール後にレスキューモードにて IDE接続のHDDに grub を
再インストールする。


HDDの構成は以下の様になっている

STAT0: /dev/sda HDD1 RAID1 物理disk1
STAT1: /dev/sdb HDD2 RAID1 物理disk2
IDE0 : /dev/sdc HDD3 /boot ←こいつでブートしたい

パーティション
/ /dev/md0 → /dev/sda1 + /dev/sdb1
/boot /dev/sdc1

レスキューモードでは /dev/md0 を / にマウントし、そこでシェルを動かす
この場合、 /dev/sdc1 は自動でマウントしないので手動でマウントを行う。

今回の構成では / と /boot が異なるHDDになるので以下のコマンドで grub を
再インストールする。

# grub-install --root-directory=/ /dev/sdc


エラーが出なければ完了である。
シェルを exit し、再起動すれば IDEのHDから boot ができるようになる。